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バーウェルス・スティ

[バーウェルス・スティ]

統一暦992〜1078年
剣を持つ者の命を奪った人物として知られている。

生い立ち

ゼアノスタ大陸ノイザダで生まれた。幼い頃に大陸戦争により、両親を亡くし孤児としてサークで育てられる。同じような境遇の子供たちと共にフル・ニースルを親代わりとして育っている。
剣を持つ者によってサークが壊滅させられた時には、辛うじてその被害を免れる。その時の事を恨み、いつか剣を持つ者の命を奪うことを考えるようになる。

剣を持つ者への恨み

剣を持つ者の強さを身をもって知っていたバーウェルスは真正面から戦ってもただ命を捨てることにしかならないと考えていた。そのため、バーウェルスが考えたのは、剣を持つ者に信頼される立場になり、隙をついて寝首を狩ることであった。
剣を持つ者へ近づこうとしたバーウェルスは同じような境遇のエスザ・ティギファ・ヴィと知り合うと三人で剣を持つ者に憧れる存在のフリをして、剣を持つ者の部下となる。剣を持つ者は、来るものは拒まずという姿勢であり、自分に仕えたいと言う者に対して、特に何かをするわけではなかったが、拒否することもなかった。
バーウェルスを含めたこの三人に、剣を持つ者が信頼感を持っていたかは、定かではない。あるいは何も気にかけていなかったのかもしれないが、この三人によってあっさりと命を奪われてしまう。
この後、三人は別々の道をたどることになる。バーウェルスはサークに戻ろうとするが、自分が成したことで、迷惑がかかるのではないかと断念し、ヒコ・アイデントによって大陸戦争が終結することを願い、その軍勢に加わっている。

ある疑惑

バーウェルス、エスザ、ギファの三人によって剣を持つ者が命を奪われたのかに関してはある疑惑がある。本当に三人だけで、剣を持つ者の命を奪ったのかという点である。
この疑惑の根源にあるのは、剣を持つ者ほどの者が、特に優れた腕前を持つ戦士でも魔法士でもない三人によってあっさりと命を奪われてしまうものなかという点である。
この件に関して、アクレ・ウィンドウ又はヒコが絡んでいたのではないかと推測されることもあったが、二人は共に否定をしている。
しかし、バーウェルスと二十信徒のひとりダーク・スカイが頻繁に接触をしていたという話も残されている。
ダークはこれを否定も肯定もしていないが、剣を持つ者を殺害する時に使われた鏡の剣がダークの所有物であったことや、バーウェルスがヒコの軍勢に加わる際にダークの配下になったことなどがその疑惑を更に深めている。
この疑惑がダークに悪意を持つ者によって作られたのではないかと考える者もいる。ダークはバーウェルスが剣を持つ者の命を奪ったことを評価して配下に加えた。そもそも、鏡の剣はバーウェルスの物であって、ダークの配下になった際に献上された、などとも言われている。

関連年表

統一暦992年:バーウェルス・スティ、生誕。
統一暦1078年:バーウェルス・スティ、死去。


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