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エンドフェアルト

[エンドフェアルト]

統一暦512〜567年
バーズイタの建国王。自分自身の力のみで、部族間の争いを勝ち抜いた豪傑。

生い立ち

西の蛮族の小さな部族に生まれる。両親共に戦士で幼い時から、戦いに加わっている。10人以上の兄弟がいたとも云われているが、生き残ったのは、エンドフェアルトとそのすぐ下の弟エンデサーブだけである。
成人して、部族の中で戦士と認められると、部族の大人全てに戦いを挑み勝つことで自分の強さを証明する。

戦いの日々

力こそが全てだと考えていたエンドフェアルトは、他の部族にも戦いを挑むようになる。この当時、西の蛮族と呼ばれていた部族は30〜50あったと言われている。エンドフェアルトはその全てに勝つことで、己の力を証明する。
勝つことでその部族を完全に屈服させ、支配することで勢力を伸ばしていった。文句がある者はかかってくればいいと考えており、そのために自分を裏切るような者を好んでいた傾向がある。逆に力なき者は自分の支配を甘んじて受けるべきだと考えていて、傍若無人な振る舞いをすることもあったという。
これに反感を覚える者は多かったが、それに歯向かう者は少なかった。その背後にはエンデサーブの根回しがあったとも言われている。弟であるエンデサーブは、影で兄の不満を抑えるべき行動していたとも言われている。
そして、統一暦553年、全ての部族との争いに勝ったエンドフェアルトは自ら王となるとバーズイタを建国する。

選ばない武器

エンドフェアルトは戦いに際して、武器をあまり選ばない戦いをしていた。主に使用していたのは、大剣と槍であるが、それにこだわりがあったわけでもなかった。相手に応じて武器を変えるというわけでもなく、その場にあった物で戦っている。ある戦いでは、落ちている石を武器にしたこともあると言われている。エンドフェアルトの強さは腕力にあり、その腕力を伝える物であれば何でもよかったようである。腕力を活かして素手で戦うこともあったが、拳がその力に耐え切れず痛めてしまうことから、素手で戦うことだけはあまり好まなかった。
そんなエンドフェアルトであったが、気に入っていた武器もある。フェアルトの槍との呼ばれたその武器は、自身の名前の一部と同じ名前が入っていたこともあり大層気に入っていたと言われている。

残した物

エンドフェアルトは、死に際して、後継を指名しなかった。自分を超える者でなければ、王として相応しくないと考えていたためとも、まだ死ぬとは思っていなかったためとも言われている。
また、莫大な遺産を残していて、後継と遺産を巡る争いは激しさを増していく。この遺産の中に含まれていたエヌル石を巡る争いが、後継者を決める争いになり、後にトルネオとなっていく。
結果的には、能力のある者が王になるというエンドフェアルトの考えと一致した物となっていく。

関連年表

統一暦512年:エンドフェアルト、生誕。
統一暦553年:エンドフェアルト、バーズイタを建国。
統一暦567年:エンドフェアルト、死去。


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