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ガヅリシア

[ガヅリシア]

統一暦1064〜1132年
バーズイタの考古学者。古代王国の遺跡を数多く研究した。ハズロイ洞穴神話の時代の遺跡であることを明らかにしたことでも知られている。

生い立ち

大陸戦争の混乱が落ち着いてきた頃に バーズイタで生まれる。
平和な時代を生き抜くためには、学が必要になると、教育に熱心な親に育てられる。
戦士の国であるバーズイタでは、学問が武術などより低く見られる傾向があったため、周囲からは変わった家だと見られていたが、両親は気にすることはなく、ガヅリシア自身も幼少の頃からのことなので当たり前のことだと思って育っていく。
ただ、両親が思い描いていたのとは違っていたのは、ガヅリシアが考古学に興味を持ってしまったことである。
そんな両親の思いを知っていたのか、知らなかったのかは不明だが、ガヅリシアは考古学の研究者となる。

研究者として

バーズイタには、古代王国の遺跡が数多くあったが、戦士の国であるためか、あまり研究が熱心に行われていなかった。そのため、研究者になりたてのガヅリシアにとっては研究の対象となる物はたくさんあった。
熱心に研究を進めていく中で、疑問に思ったのがハズロイ洞穴である。長い間、自然洞であると考えられていたハズロイ洞穴は、本来ガヅリシアの研究対象ではなかった。たまたま、別の遺跡の研究のため、近くを訪れた際に、ハズロイ洞穴の存在を知り、不思議な違和感を感じたのだった。最初、その違和感の正体は分からなかったが、調べてみるとその理由が分かった。違和感の正体は、洞穴内部の広さと外部から推測される広さとの差が大きかったことである。
そこから、本格的な調査がはじまり、ハズロイ洞穴が神話の時代の遺跡であることが分かった。以後、古代王国の時代よりも更に古い時代の遺跡であるハズロイ洞穴に興味を持ち続け、その調査に全力を尽くすことになる。しかし、その全てを明らかにすることは出来なかった。

関連年表

統一暦1064年:ガヅリシア、生誕。
統一暦1132年:ガヅリシア、死去。


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