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コーアイラ・バーサ

[コーアイラ・バーサ]

統一暦601〜628年?
ポストマーズロマーズの一兵卒。白竜の剣の話として語られる、コーアイラの反乱を起こした首謀者。

生い立ち

国家を揺るがした大犯罪人とされているため、その素性は抹消されていてあまり公になっていない。後に一兵卒となったことから、同じく親も兵士で、中流程度のごく普通の家庭で育ったのではないかと考えられている。
仕事に熱心な兵士というわけではなかったが、不真面目ということもなく、大した記録にも記憶にもあまり残らない普通の兵士だったようである。

事件の首謀者

一兵卒として退屈な日々を送っていたコーアイラはある日、酒場で兵士仲間と飲んで退屈な日々を愚痴っていると、会話の流れで自分で王になれば退屈な日常を脱出できると考える。
この酒の席での冗談をコーアイラは真剣に考え、実行してしまう。運が良かったのか、悪かったのか、このコーアイラの考えは上手くいき、後にコーアイラの反乱と呼ばれる事件へと発展する。
この事件で、コーアイラは城を占拠することには成功する。しかし、ロマーズの王クノトー・スファイアが、例え城を奪われても白竜の剣を持つ自分が王であることを宣言し、兵達を鼓舞し城を奪還すると事件はあっけなく終結してしまう。

事件後

この当時のロマーズはソマーズとの軍事同盟を巡り、外交交渉をしていたという時期であり、それに関連した事件だと考えられ、事件に関して徹底的な調査が行われた。
しかし、調査の結果、分かったのはコーアイラが思いつきでやった事件ということだった。この結果を知った、クノトーは苦々しい思いをしたという。
城の占拠という重大な事件を起こしたコーアイラは、処刑されたという。
このコーアイラに関しては後に生存説が唱えられている。
コーアイラはクノトーに罪を許される代わりに、公には体面を考え、処刑したと発表したという物である。クノトーがコーアイラに同情的であったことがこの結果を生んだとされている。コーアイラはそれ以後、名を捨て、それまでの過去を抹消して生きて言われる。
この生存説についてはいろいろな意見があるが、その元になったのは統一暦680年頃、ロマーズの酒場に現れたという自称コーアイラを名乗った老人の話であると言われている。その老人は事件の詳細な経過と顛末など、本人しか知りえないことを語ったと言われている。

関連年表

統一暦601年:コーアイラ・バーサ、生誕。
統一暦628年:コーアイラ・バーサ、コーアイラの反乱を起こし、首謀者として処刑される。
統一暦680年頃:コーアイラ・バーサを名乗る老人が現れ事件の経過と顛末を語る。


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