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スオウスサ

[スオウスサ]

フーリメ大陸の南西にあった小国。建国された当初から権力争いに終始し、20年足らずで崩壊してしまう。
国としてよりも、ネガロサ王国の呪いやロジ・ギンベス・ベレ・ベドが出会った場所として語られることが多い。

成立

統一暦1510年頃に成立されたといわれている。かつてはネガロサ王国という小国があった場所に建国されている。
不死の軍団によって滅ぼされたネガロサ王国は、呪われた国として考えられていて長い間その付近に住もうとする者はいなかった。
それに目を付けたのが、サイド・ボドハイ・プレルドワイト・スクリアットである。三人はこの土地のことをあまり知らない者たちを集めて自分達の国を作り上げる。
国として形がなされてくると三人の中で問題になったのが、王に誰がなるということだった。三人はそれぞれ、重大な責任を負う王になることを嫌がったので、くじ引きで決められることになる。その結果、王となったのはサイドであった。
サイドが形式的に王となったが、三人はそれまでと変わらない関係でいることを約束し国として成り立っていく。

権力争い

しかし、三人の関係はすぐに崩れていく。ハイに言わせると王になったことで、サイドが慢心したといい、サイドに言わせると、自分は役割を果たしているだけで、それをハイが妬んでいるといい、ワイトに言わせると二人とも身勝手になったとそれぞれを批判しあい、これが権力争いへと発展していく。
国としてまだ未熟だったスオウスサは、成熟することなく弱体化していく。それでも10年程度は国としての機能は維持し続けた。
最終的には、建国に携わった三人がそれぞれ決別してしまい、国は亡くなってしまう。
もともと仲が良かった三人が急に仲が悪くなったことも含めて、不死の軍団による呪いがかけられているのではないかという噂に拍車をかけることになり、それ以後、その土地を支配しようとするものは現れていない。

出会いの場所

スオウスサが滅びた後、その場所を訪れる者が少なくなると、人目を忍んでいたベス・ベレ・ベドがそこを住処とする。
かつて自分が生まれたその場所でベス・ベレ・ベドは、ひっそりと生活をしていた。
統一暦1537年、その場所を訪れたロジが見たのは廃墟となったスオウスサと、魔物であるベス・ベレ・ベドである。ロジは最初、国を滅ぼしたのが、ベス・ベレ・ベドではないかと考えたが、戦いの後、誤解が解ける。これを機に二人は仲間となる。後のロジとベス・ベレ・ベドの活躍により、二人が出会ったその場所はかつてスオウスサがあった場所と知られることになる。

関連年表

統一暦1510年頃:スオウスサ、成立。
統一暦1530年頃:スオウスサ、崩壊。


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