センズオーダー

[センズオーダー]

魔法の金属と呼ばれたバダリアを加工して作られた鎧、盾、兜一式の装備。
大陸戦争の時に拡大したバダリアの加工技術を元に作られた。

特徴

白銀の鎧、盾、兜一式の装備で魔法の金属と呼ばれたバダリアを加工して作られている。曲線的な造形が特徴的で、武器、防具としてだけではなく、美術品としての価値も高い。魔法の金属と呼ばれたバダリアを加工して作られているため、鉄よりも高い強度を持つが、極めて軽量であるという特徴を持つ。また、魔法による攻撃にも若干の耐性を持っている。
バダリア製の鎧、盾、兜一式という装備である程度の数を生産していると言う比較的珍しい部類に入る。

最も売れた製品

バダリアが比較的大量にあった時代に作られた物であったために購入しやすい値段で、その外観の人気も手伝い、バダリア製の装備としては最も売れた製品といわれている。そのためか、希少価値としてはそれほど高くはなく、バダリアが徐々に希少な物になってくるとセンズオーダー装備一式を再加工するために売り払う者が多く出ている。そのため、大陸戦争終盤の頃には逆に、希少な物となっていた。しかし、大量生産であるが故に装備品としては一定以上の質を持っていなかったので、実際に使用する装備としてはそれほど貴重な物とはされていない。しかし、曲線的な造形を好む者は少なくなかったために、美術品としてセンスオーダーの模造品をわざわざ作ろうとする者も少なくはなかった。

有名な使用者

英雄と言われたヒコ・アイデントが好んで使っていたという噂が流れた時があり、ほんの一瞬、そのことで人気がでたことがある。しかし、実際はたまたま手にしたセンスオーダー装備を少しだけ使っていただけである。
魔動源部隊を作り出したトズム・イジェクも使用者として名前が上がっているが、トズムが注目したのはバダリアを加工するための技術であり、実際の戦闘で使用してはいない。
その他にもよく知られている人物が使用者であると言われている。
しかし、実際に使用したかは定かではなく、宣伝目的で有名人の名前を挙げていただけだとも云われている。こういった宣伝も功を奏して、センズオーダーが一定以上売れたのではないかと考えられている。

関連年表