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サーク

[サーク]

大陸戦争を終結を目指した組織。しかし、実際の活動は大陸戦争の被害者の救済になっていた。
敵対するマスリーアンにより、非人道的な組織とされ、それを信じた剣を持つ者に壊滅させられてしまう。壊滅後、再び再興されるが、戦乱の終結を導くには至っていない。

成立

大陸戦争が激しさを増していく中で、戦争の被害を防ごうと活動を始めたフル・ニースル統一暦990年頃に作ったといわれる組織。
ゼアノスタ大陸ノイザダを中心に活動をしていた。
フルは最初の頃は個人で活動をしていたが、その限界を感じ活動を広げるために組織化し、その活動規模を拡げていった。
本来は、被害の元となっていた大陸戦争の終結を目的としていたが、戦線が拡大し、被害者が増えていくと、その被害者を救済するだけで精一杯となってしまう。そのため、被害者を救済するための組織という位置づけをされることが多く、最初のうちはフルはそうではないことを主張していたが、その現状を変えることが出来なかったために、その反論はすぐに辞めてしまった。
それでも、サークの活動は少しずつ成果を生み出し、一定の評価を得るようになってくる。

妨害活動

サークの活動が一定の評価を生み出し、ノイザダの人々が少しずつ戦乱に嫌気を指し始め、反戦への気運が徐々に高まってくる。
これを面白く思わなかったのが、この戦乱で一儲けを企んでいた商人カラ・スネであった。カラはサークに対抗するために、マスリーアンという組織を作り上げる。ただひたすらにサークの邪魔をする組織として作られたマスリーアンはサークの内部に人を送ったり、商人としての知恵を使い、物品を滞るように仕向けるなどの活動をして邪魔をし続けた。しかし、それらの活動は成果を上げることはなかった。サークの内部に送り込んだ者がサークの活動に感銘を受けて、あっさりと裏切ってしまったり、サークに助けられた者たちの協力で、別のルートから物品を確保されたりしてしまったのだった。
このマスリーアンの活動はほとんど成果を上げることが出来なかったが、大陸戦争が激化する流れをサークが止めることもできないでいた。

崩壊と再生

思うようにいかない現状に苛立ちを感じていたカラが酒場で偶然であったのが剣を持つ者だった。見慣れない姿の者に対して、カラはあることないことをぶち上げ、サークは実は悪行三昧で非人道的な組織であると吹聴した。それを剣を持つ者は信じてしまい。その翌日、剣を持つ者によって壊滅させられてしまう。
思いも拠らぬ形で、自分の願望が叶ったことを喜んだカラであったが、その数日後、ノイザダ全土を巻き込む形の戦乱が始まってしまい、その被害を直接受けてしまう。
路頭に迷ったカラを救ったのは、剣を持つ者の攻撃から辛うじて逃げていたフルであった。その姿に感銘を受けたカラはそれ以後、サークの復興のために、フルに協力することになる。サークはフルとカラによって再興される。それ以後も大陸戦争の被害者の救済に勤め、フル、カラの死後もその活動は継続され、大陸戦争の終結を導くには至らなかったが、その終結を迎えて役目を終えたと解散された。

関連年表

統一暦990年:サーク、成立。


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