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贋龍

[ガンリュウ]

を模して創り出したと言われる魔法生物。淡い姿から精霊龍と呼ばれることもあった。神話の時代は幾度か登場している。しかし、それ以後の時代では、記録として残っているのは大陸戦争の時に二十信徒の双子の竜使いルート・ポイントダイナリ・ポイントが召喚に成功した話のみである。

淡い存在

三人の王の物語によると神話の時代、神が龍を模して龍を超える存在として作られたものであると言われている。
龍と同じ形態を保っているが、半透明の淡い姿をしており、その姿から精霊龍と呼ばれることもある。
その力は絶大で全ての龍を従えるほどの実力を持っていたと言われる。その圧倒的な力を持った贋龍を試そうと賢き王剣を持つ王守護の王と戦わせるが、三人の王の連携により倒されてしまう。
説時原論では、賢き王によって創られたと記述されており、龍より強い存在と言われることもあったが、ほぼ同等の力であったとされている。
その存在に興味を覚えた神が、龍たちをそそのかし、その力を測ろうとしたが、その戦いで龍たちによって倒されてしまう。
なお、この倒された贋龍から洗礼の宝具のひとつである贋龍の牙が作られている。

幻の生物

魔法生物として贋龍を作るという試みは古代王国の時代でも流行ったが多くは失敗し不死龍を作り出すことだけで精一杯であった。魔法生物を作る場合、核となるものが必要となるが、贋龍を作り出すための核が見つからなかったためである。
贋龍の牙であれば、それを作り出せるのではないかという推論があったが、それを所持していたミヤーム・ラムはこの要求を拒否したため、それを試すことはできなかった。更に贋龍の牙は竜使いの間で最も優れた竜使いの証として伝わるようになったために、ミヤームの死後もそのことを試すことはできなかった。
大陸戦争のティオファフォの戦いで二十信徒の双子の竜使いルートとダイナリが贋龍の牙の力を使い、贋龍を召喚することに成功する。
圧倒的な力を持っていたが、贋龍の牙が力を使い果たしたために長い時間召喚を続けることは出来なかった。
しかし、これ以降、贋龍を創るのに成功した、または召喚することができたという類の話は残されていない。


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