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真の剣

[マコトノツルギ]

創世神話である三人の王の物語で語られている三人の王のひとり剣を持つ王が扱って言われる七組の剣。23体の魔の者のひとり剣を持つ者も使えたという。

七組の剣

三人の王の物語では、自分に相応しい武器になかなか出会えなかった剣を持つ王は修練の途中、自分自身こそが剣になるしかないと考えに至る。それを実現するための方法として、自分自身の魔力を剣として具現化する方法を思いつく。修練の結果、赤剣橙剣黄剣緑剣青剣藍剣紫剣の七組の剣を生み出すことに成功する。
この七組の剣を組み合わせることで、状況に応じた剣を得ることができるようになる。例えば、赤剣と橙剣を組み合わせることで強力な火炎の力を持つ剣が生まれ、青剣と藍剣を組み合わせることで絶対零度を生む氷の力を持つ剣が生まれる。組合せにより多種多様な効果が得られる。

本来の力

七本の剣を全て合わせた時が、真の剣の本来の姿で光り輝く剣となる。この形態になった場合、その力は絶大で全ての物体を斬る事ができ、水や空気といった液体や気体まで分断することができる。

語られている剣

創世神話で語られている剣であり、剣が持つ王が自身の魔力を具現化して生み出している剣なので、剣が持つ王が死んでいる創世神話以後の世界では本来存在し得ない剣である。
しかし、後の世にこの真の剣と同等の力を具現できたとする者もいた。
最も有名なのは23体の魔の者のひとり、剣を持つ者である。剣を持つ者は剣を持つ王の生まれ変わりであることを自称しており、それに見合う実力があると思われていたために剣を持つ者が実現したといわれる真の剣は本物又は同等の物であるという見方をする者も多い。ただし、剣を持つ者が実現したのは全てをあわせた本来の力を示す形態のみである。剣を持つ者は本来の力が最大の力を発揮するのでわざわざ7つに分けて使いこなす意味はないと考えていた。
剣を持つ者の実力を持った者であれば、その能力の高さから真の剣又は同等の力を持つ剣を魔力から具現化することが出来たが、大多数の剣を持つ王に憧れるだけの存在の者たちにとっては魔力から剣を生み出すことすら難しかった。稀に剣を具現化するまでには至る者もいたが、それを真の剣と呼ぶにはおこがましいという程度の物でしかなかった。


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