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ゾルフ族

[ゾルフゾク]

勇敢な戦士が多い狼系獣人の一族。
古くは人との関わりを避けてセーブイの森にひっそりと住んでいたが、徐々に関わりが生まれるにつれ世界の各地で見かけるようになる。

秘境に住む獣人

狼系の獣人で、右耳の後ろから首にかけて銀色の傷のような印があるのが特徴である。
狩猟を主な生業として、勇敢な戦士が多い。
狼系獣人全般に言えるが、毛で覆われた姿、狼に似た顔から魔物と勘違いされることが多い。ゾルフ族は人との無用な争いを避けるために人が入り込むことが難しい秘境と呼ばれるセーブイの森に元々は住んでいた。

人との関わり

争いを避けるために人との関わりは避けているが、人を憎んでいたり敵対視しているわけではない。セーブイの森で迷った人を見つければ助けることもするし、また、交流するために訪れた人を歓待することもあった。
バーバ・イドセはゾルフ族の事を知るためにセーブイの森を探索した人物で、その住処を探り当て住み付き、遂にはゾルフ族のラティミア・ミアと結ばれ子を生している。
これらの出来事をゾルフ族は温かく見守り、子の誕生は盛大に祝われている。
こういった出来事をきっかけとして徐々に人と関わっていくことになり、やがては世界の各地でよく見られるようになっている。

人化の呪い

ゾルフ族には古くからある言い伝えがある。それによると、右耳の後ろから首にかけてある銀色の傷のような印が消えると獣人としての力を失い人となってしまうというものである。
ゾルフ族の大半は人に対して敵対心を抱いてはいなかったが、自分達が人になることに対しては拒否反応を示していた。
ある説によるとゾルフ族が誕生した経緯にその原因があるという。
まだ、ゾルフ族と他の狼系獣人が同じところに住み、区別もなかった頃、ひとりの狼系獣人ゾルフ・ルフが、その住処の近くで人であるゴミロ・シホウを見かける。
ゾルフはちょっとしたいたずら心でゴミロを脅かそうと背後から大きな声で吠えた。
ゴミロはその声に驚いて、思わず持っていたレイテアスの呪術器を発動させてしまう。この呪術器によりゾルフに人化の呪いがかけられてしまう。
慌てたゾルフとゴミロは呪いを抑えようといろいろするが、効果が現れなかった。悲観したゾルフは人となるくらいだったらと自ら命を絶とうとして首を切ろうとし、右耳の後ろから首にかけて自分の爪を立てるとその傷口が光り輝き呪いの進行が止まったという。
以後、ゾルフの子孫はゾルフと同じ傷を持つようになり、ゾルフ族が生まれることになる。
ゾルフ族が人との関わりを避けていた理由もこの経緯にあると思われている。


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