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ゴルディ・ラヴァ

[ゴルディ・ラヴァ]

統一暦1925年〜1997年。
ルータミア設立者。一度、破産してから再起したことから商売の神とも呼ばれることもある。
サラモドのメンバーの一人でもあり、三王石の発見にも寄与した。後に三王石の所有者となる。

生い立ち

曾祖父が始めたラヴァ商会の4代目として生を受ける。
3代目である父モーユン・ラヴァとその手伝いをしていた母ピウォ・ラヴァが仕事で忙しかったために、2代目を引退して時間を持て余していた祖父ザクリト・ラヴァが主に面倒を見ていた。
祖父はラヴァ商会の2代目としては厳しい人物で自分の子供に対しても、厳しい態度のまま接していたので心配されていたが、孫のゴルディに対しては甘く別人のようであった。
そのためかゴルディはおおらかで優しく少し我侭な性格で育った。基本的には人を疑うことはせずに自分の思い通りにならないことはないと考えるような性格だったといわれている。
統一暦1945年、20歳になると本格的に4代目となるためにラヴァ商会の手伝いをするようになる。その性格ゆえに商会の者には比較的好かれていたようである。
統一暦1950年、25歳でラヴァ商会の主要部門を任されるようになる。

サラモドへの協力

統一暦1952年、27歳の時、ゴルディは宝探しをしているという若者ササラ・モンドと出会う。ササラによると宝の在り処が記録されていた記録石を手にしたのでその仲間を探しているという。その話に興味を抱いたゴルディはササラに協力を申し出る。こうしてササラをリーダーとするサラモドに資金援助をすることによる。
このことに関して、父であるモーユンは宝が見つかる保証などないと懸念を示していたが、ザクリトがゴルディを庇った為にしぶしぶ従ったという。
サラモドへの資金援助はそれなりに大きい額になったが、商売の方が上手くいっていたためにモーユンに多少嫌味を言われる程度で事は済んでいた。

破産と再起

しかし、統一暦1957年、32歳の時に事態は一変する。
事故により父モーユンが、病気により祖父ザクリトが相次いで亡くなってしまう。これで一切の責任を任されるようになるが、おおらかで優しい性格は優柔不断として現われ、重要な決断ができなくなり業績が落ちていってしまった。更にそれにつけこむような甘い話に引っかかり巨額の損失を出すに至ってしまった。
ゴルディは全財産を失い、サラモドへの援助も当然打ち切りとなった。サラモドに対して迷惑をかけたことをゴルディは申し訳なく思っていたがそんなゴルディを助けたのはサラモドだった。
サラモドのメンバーはゴルディの今までの援助に感謝し、その恩を返すという意味合いを込めてゴルディをメンバーに誘ってくれたのだ。ゴルディは感謝しその申し出を受けることにする。
1959年、サラモドは三王石を発見すると、発見した三王石をゴルディに譲った。ゴルディは最初は拒んだが、ササラに強く言われ、受け取ることにした。
ササラはそれを元手に商売をして欲しいと願っていたようだが、ゴルディは三王石を商品にすることはなく生涯の宝として大事にした。
1960年、僅かな自己資金を元にしてルータミアを設立し、わずか10年足らずでラヴァ商会を超える規模にまで拡大することに成功する。
この成功の一端にサラモドのメンバーが絡んでいたという話もあるが、それについてラヴァも他のメンバーも何も語っていない。
一度、破産してから再起したことから商売の神とも呼ばれることもある。


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