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サラモド

[サラモド]

統一暦1950年代に存在にした宝探しのグループ。最盛時には総勢200名にもおよぶメンバーがいた。
記録石の記録を元に三王石を発見したことでその名を残した。

成立

統一暦1951年、16歳になったササラ・モンドは世界的に名が残るような大きなことをやりたいと自身の名前を略したサラモドを結成する。
当初のメンバーは幼馴染のシーディア・エスポテと弟のルアク・モンドとササラの3人であった。
シーディアとルアクは積極的に参加をしたわけではなく、ササラの熱意に仕方なく参加をしただけであった。
初期の頃はただ集まり、ササラが何か大きなことをしたいと一人演説し、それを残りの二人が黙って聞くというだけであり具体的な目的を持っていたわけではなかった。
成立から1年がたち特に具体的な行動を示せなかったササラは大冒険と称して、魔物が出ると立ち入りを禁じられていたグエースト鉱山への冒険を提案する。シーディアとルアクはこれにも乗り気ではなかったが、これでササラの気が済むことを願いこの大冒険に参加した。
この大冒険の中で三人は記録石を発見し、そこに宝のありかを示すと思われる記録が残されていることを知り、その宝を探すことがサラモドの目的となった。

拡大期

この当時、記録石の発見は稀にあったがその記録の信憑性に関しては疑いをもたれていた。しかし、その魅力的な内容に惹かれる者は多く、三人も例外ではなかった。
記録石には三王石と呼ばれる宝のありかが示されていたが、その記録が残された時代は統一暦前であったため、正確な場所を特定することは容易ではなかった。
この記録石の発見をきっかけにササラはサラモドに加わる者を集めるようになる。
その中の一人に商人のゴルディ・ラヴァがいた。ゴルディは三人に資金面での協力を申し出た。ルアクは金銭が絡むことで後に複雑なことになるのではないかと懸念を示したが、現実問題として資金が必要だったこととササラがその協力を喜んでいたので最終的にはしぶしぶと納得をした。
ゴルディの援助により、サラモドは人手が増え、組織は拡大し総勢で約200名を有するグループとなる。しかし、それにより宝を探すことが目的ではなく、宝を探すことに関わることで金銭を得ようとする者が現れたり、様々な意見が出ることにより意見が集約せず結果として宝探しの作業は思うように進まなかった。

縮小と宝の発見

宝探しが難航している中、ゴルディが本業で巨額の損失を出す事態が訪れる。サラモドに対する資金援助は直ちに打ち切られそれに伴い今まで集まってきた者の大半がサラモドを去ることになる。残ったのはササラ、シーディア、ルアク、ゴト・ソック、ゴルディの五人であった。ゴルディは自分のせいで組織が縮小したことに責任を感じていたが、それまでの援助に感謝をしていた残りのメンバーがそのことを責めることはなかった。
規模が縮小したことで思い切った調査、大部分はササラの勘であった、ができるようになると数百回の調査の末、統一暦1959年に三王石を発見した。
ササラは宝を発見したことで、自分の名前が後世に残ると確信すると、サラモドを解散し、それまでの援助に感謝して三王石をゴルディに譲った。


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