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ジョイス・ステルリア

[ジョイス・ステルリア]

統一暦931〜955年。
ロマーズの一兵士。大陸戦争時の白の者の調査隊の一人であり、魔の者の復活を目撃する。しかし、直後に姿を持つ者に殺害されその姿を奪われる。

生い立ち

ジョイスはロマーズの平民の子として生まれる。長男であったジョイスは責任感が強く幼い頃から3人の弟だけではなく近所に住む子供の面倒をよくみていたという。
その子供達の中の一人に後に十二魔法士となるネイス・カーンの姿があった。ネイスは中流とはいえ貴族という立場であったが二人の母親が古くからの友人であったため、幼い頃からよく知る仲だった。
幼いネイスは多少わがままなところがあり、そんなネイスをなだめたり、諭したりする役目を負っていたのがジョイスであった。まるで兄弟のようだったと二人の母親は語っている。
体が大きく、責任感の強いジョイスはネイスの父親の勧めもあり、ロマーズの兵士に志願することになる。

兵士として

兵士になったジョイスは特段に目立った活躍をすることはなかったが、真面目な性格により、多くの人から慕われる兵士であった。
しかし、その性格が災いしガゼギギの事件に巻き込まれてしまう。窮地に陥ったジョイスを救ったのは十二魔法士となったネイスだった。
ネイスはジョイスの話からジョイスが事件に関わっていない事とその事件の裏に隠された事実を明らかにする。
これによってジョイスは救われ、以後、ネイスの身辺を警護する兵士の役割を負うことになる。
これは十二魔法士としての責務を背負わせられたネイスが望んでいたことでもあった。この事件によってジョイスはネイスに対して深い恩義を感じるようになる。

奪われた姿

大陸戦争のポストマーズ内乱期において、ネイスが白の者の調査をはじめると調査隊の一人としてネイスと共にフィルノースに向かう。その調査の途中、氷の城で封印された23体の魔の者の復活を目撃する。
復活した魔の者が暴走した姿を見てネイスの命が危険に晒されていると悟ったジョイスは自分の身を挺してネイスを逃がそうとする。
その命がけの行動によりネイスを逃がすことには成功するが、自身は姿を持つ者により命を奪われ、更にその姿を奪われることになってしまう。
奪われた姿は後にネイスによって取り戻されるが、ネイスはその戦いで命を落とし、今度はネイス自身が姿を奪われてしまうことになる。


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