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アデトーギ神殿

[アデトーギシンデン]

ポストマーズの一国ロマーズで発見された古代王国の遺跡。
いくつもの祭壇があり、たくさんの古代王国の遺物が発見されている。
この神殿の発見がロマーズの魔法文化の発展に役立った。

発見まで

ロマーズによるマギク大陸の北部の調査によって発見された。真冬の調査で吹雪にあった調査隊がその難を逃れるために洞穴だと思って休んだところがアデトーギ神殿であった。雪により神殿全部がほぼ覆われていたために中に入るまで誰も神殿と気付くものはいなかった。
吹雪が長期化する中でその洞穴の中を調査して、それが古代遺跡の可能性があることに気付くのだった。そして、雪解けを待ち、本格的な調査が行われるようになった。
雪解けにより外観が明らかになるとすぐにその遺跡が古代王国の神殿であることが分かった。それは古代王国の時代に使われたタトピトという文字が刻まれた大きな祭壇が発見されたからである。また、同時に内部でも大小合わせて10数種類の祭壇が見つかり、そのいずれにもタトピトが刻まれていたことから、古代王国の神殿であることを裏付ける証拠となった。
発掘後のアデトーギ神殿の調査を命じられたのは当時のポストマーズでも随一と呼ばれた古代王国の研究者マニュー・キケであった。マニューは魔法士を中心としたキケ隊を設立し調査に赴いた。
なお、アデトーギ神殿と命名したのもマニューであった。マニューは神殿の外部にあった大きな祭壇に刻まれていたタトピトを解析してその名前をつけたのだという。
そのため、古代王国の時代に実際になんと呼ばれていたのかは分かっていない。

神の力を拾うための神殿

マニューの調査で、この神殿は神話の時代にいたの力の名残を呼び起こすための神殿であったことが明らかにされた。
それぞれの祭壇にはその力を納めるための器が祭られていた。神殿の中央に備えられていた氷の炎と呼ばれる集魔石が大気中の魔力を吸い取り、その魔力を種類ごとに選り分けそれぞれの祭壇にその力を送っていた。そして、収められていた祭器に力を宿した。
この氷の炎が古代王国の時代では神殿を維持するための装置でもあり、それが機能していれば雪に埋もれたりすることはなかった。
発見された当時、氷の炎には大きな亀裂があり、すでにほとんどの魔力は失われていた。修復を試みたがそれはうまくいかず、神殿の機能を回復することはできなかった。

構造

外部に巨大な祭壇がある、内部は3段構造になっており、中に入るにつれ広大さをましていく。
氷の炎の力で守られることが前提であったために外壁といったものが存在せずに外観は開かれた神殿であった。

発見された遺物

見つかった祭壇全ての遺物は発見されていない。何者かによって奪われたのか、最初から無かったのかなども分かっていない。また、発見された物の中にも力が封じ込められていないこともあった。
その中で後世に残った物としてはジンパリアの杖深淵の仮面白竜の剣などがある。


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