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オウスタ

[オウスタ]

アストインバーグセンドマカの国境沿いのアストインバーグ側の山奥にあった小さな村。センドマカを監視することとセンドマカとの戦いにおいてアストインバーグ軍の拠点になることを求められていた。国境付近には同様の村がいくつかあり、オウスタもそういった村のひとつであった。
アストインバーグの第4代皇帝アカネ・ヤヨイが生まれ育った村として有名。

成立

その一帯がサリアリアス皇国であった時代、山を越える旅人が立ち寄り足を休めるような交通の要所でありその当時は特に名付けられていなかった。
サリアリアス皇国の力が衰えその一帯がアストインバーグの領地となると国境の村としてオウスタと名付けられる。
オウスタにはセンドマカを監視するという目的と実際の戦闘の際にはアストインバーグ軍の拠点となることを求められていた。同様の目的の村が国境沿いにいくつか存在しておりオウスタもその中のひとつであった。

センドマカとの戦い

大陸戦争が始まる直前から直後にかけてセンドマカによるアストインバーグへの侵攻が激しくなってきた。その都度侵攻に近い場所にアストインバーグ軍が駐留し、センドマカとの戦いを繰り広げていた。
特に統一暦960年の戦いは熾烈を極め、村の半数以上の家が焼かれるという自体にまで発展した。
この戦いで当時オウスタに住んでいて後にアストインバーグの第4代皇帝になるアカネは村を守るための力がアストバーグ軍とは別に必要だと悟る。この思いを実現するためにアカネは義勇団を結成するため奔走することなる。義勇団が結成されると、この義勇団はアストインバーグ軍より先にセンドマカからの侵攻を防ぐことに成功するなどの成果をあげる。やがてこの義勇団はアストインバーグの国軍としても認められることになり村を離れることになる。
この義勇団の活躍が後にアカネが皇帝になるきっかけともなる。

衰退

義勇団が村を離れるとその後を追うように若者の多くが村を離れるようになる。加えてセンドマカの侵攻の回数が徐々に減ってくると村は衰退していく。
アストインバーグが滅びた頃にはオウスタという名称すら使わなくなっており、オウスタが成立する以前のような状態に戻っていき、オウスタは自然に消滅する。


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