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センドマカ

[センドマカ]

アストインバーグの隣国。山岳地帯に位置する山の国。
山の民と呼ばれる民族の流れを汲む国。
統一暦750年頃領土拡大を狙っていたサリアリアス皇国の侵略を阻止するために山の民がその力を合わせたのが国の始まりだといわれている。
統一暦950年頃、サリアリアス皇国とアストインバーグの争いが激しくなるとその間隙をぬってアストインバーグへの侵攻を開始するがそのたびに撃退されていた。
大陸戦争の時にもアストインバーグへの侵攻を繰り返すことで国は弱体化をたどっていく。大陸戦争が終わった時には国としては存在していたが体裁を保っているだけであった。統一暦1100年には国としての機能を果たすことは出来ずに滅んでいた。

成立

センドマカが存在していたブンラミラ山脈は鉱山資源豊かな場所でありそこから発掘される資源を売ることで生計を成り立てていた山の民が古くから存在していた。山の民は数家族を一集団として生活をしており、その集団が無数に存在していた。各集団は敵対することもなかったが特に協力をしていたわけでもなかった。
統一暦750年頃、当時領土拡大を狙っていたサリアリアス皇国はブンラミラ山脈に目をつける。山の民はそれぞれ独自にこれに対抗しようとする。
山での戦いは地の利に優れていた山の民の勝利に終わるが、その後もサリアリアス皇国は圧倒的な兵力を投入することで制圧を目指した。
そこで初めて山の民は互いに協力しなければ侵略を阻止できないという結論に達する。その中心にいたのが後に建国王と呼ばれることになるキタリ・イアリである。キタリは山の民達をまとめサリアリアス皇国を撃退することに成功する。そして、その戦いの後センドマカが建国されることになる。

アストインバーグとの戦い

センドマカが建国された当初こそサリアリアス皇国は何度も侵略を試みたが国としてまとまりつつあるセンドマカに対して被害は拡大する一方となり、侵略をあきらめた。
それでもサリアリアス皇国の脅威に備えセンドマカは軍事力を強化することを怠らなかった。
統一暦950年頃、サリアリアス皇国とアストインバーグの争いが激しくなるとセンドマカ内部でも激しい議論が交わされるようになる。すでにその頃にはセンドマカとサリアリアス皇国が接地していた部分の大半がアストインバーグに支配されておりその脅威にどう対応するかの議論であった。
その議論の結果、センドマカはアストインバーグへの侵攻を開始することになる。しかし、センドマカの部隊は侵略を目的として結成されたものでなかったために、戦いの度にその戦力を削られることになる。そういう結果になったからと言って一度はじめた戦いを終結することは出来ずにその後もアストインバーグへの侵攻を繰り返し国自体も消耗してしまう。
大陸戦争が始まってからもそれを繰り返して弱体化の流れを止めることが出来なかった。

国の終わり

アストインバーグが滅亡したことで脅威が無くなりその戦いを辞めることが出来たが大陸戦争が終わったときには国という体裁を保ってはいたが実質国としての役割を果たすことは出来なくなっていった。統一暦1100年には新たな脅威も生まれることがなかったこともあり、センドマカは滅びた国となる。

鉄の軍団

センドマカの部隊は鉄の軍団とも言われていた。これは豊富な鉱山資源を背景に巨大な盾を持つ重戦士部隊が主戦力であったためである。
山の要所をこの部隊で抑えることで侵略を防いでいた。しかし、この部隊は機動力に優れていないために侵攻を苦手としていた。


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