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リジュエルの鐘

[リジュエルノカネ]

大陸戦争の時に作られた魔力を封じ込められた鐘。
精霊との交信に役立ち召喚魔法の手助けとなる。
タチトギュラ工房制作で全部で10個程度作られたが半数以上が大陸戦争の時に失われている。
魔法が失われるにつれ本来の目的としての価値はなくなっていたがデザインがすばらしいと収集家の興味をそそることになる。
そのため、大陸戦争以後は贋作がいくつもでる。骨董収集家としても著名なアヌミ・ノタークが贋作を持っており、それが一番のお気に入りだったことは有名な話である。

制作に至るまで

大陸戦争が激しくなっていた混乱期(統一暦968〜988年)において戦乱が各地へと拡がる中、戦乱用に開発された道具。この当時戦乱向けに数多くの武具や道具が開発されており、その内のひとつとして開発されている。
制作はタチトのギュラ工房で行われた。精霊が宿ると言われるジアゴールド(魔法の金属と呼ばれるバダリアの一種とも言われる)を用いて作られている。
召喚魔法部隊が主力であったゼガリアからの大量発注を見込んでいたが、ゼガリアが魔法部隊よりも騎馬部隊を強化する方針に転換したために試作品として10個程度作られただけで生産を終えている。

道具として

腰元につけて指で弾いたり、手で振ることで音を鳴らす。リリリと高い音がなる。この高い音が精霊との交信に使う波長とほぼ同じであるため、召喚魔法の手助けとなる。試作品を使った魔法士の間では小さく邪魔にならないで一定以上の効果を発揮すると評価は高かったようである。

骨董品として

ギュラ工房は道具の効果は利便性とデザインにあると考える職人が多く、リジュエルの鐘もその流れを汲んでいる。
魔法が失われるにつれ本来の目的としての価値はなくなっていたがそのデザイン性と希少さから収集家の注目を集めることになる。
そのため大陸戦争終結後は多数の贋作が作られることになる。その中にはギュラ工房に元々いた職人が作ったものもあるといわれている。
骨董収集家としても著名なアヌミ・ノタークが贋作を持っており、それが一番のお気に入りだったことは有名な話である。


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