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フィーフォ族

[フィーフォゾク]

獣人の一族、鳥系獣人。
温厚で学問に長けている。人との関わりが深く世界の至るところで見かける。
純血の者は巨大な羽を持っているが、それ以外の外見はほとんど人と変わらない。
自身たちの存在を天からの人という意味で天の人と呼ぶことがある。
人からは羽人、空人と呼ばれることもある。
発祥の地はシーカイ山の頂上付近にあるフィーフォ族の国ピーアスといわれている。

発祥の地

フィーフォ族発祥の地はシーカイ山の頂上付近にあるフィーフォ族の国ピーアスであるというのが一般的である。
鳥の力を強く持っていたフィーフォ族の祖先に当たる獣人は元々山などの高度の高いところを好んで住んでいた。争いごとを嫌っていた祖先の獣人は争いがあるたびに徐々にその高度を増して行き、世界でも有数の高山シーカイ山にたどり着いた。そこで環境に適応し鳥系の力が強まったというのが通説である。
ピーアスはあまりにも高度な場所にあるために大抵の人間はそこに行くことすら困難であり、住んでいるものは皆無である。人に限らずフィーフォ族以外の獣人もそこで生活することは困難であるためほとんど住んでいない。

人との関わり

争いごとが嫌いであるフィーフォ族であったが好奇心に長けている面もあり、山を降りては人との関わりを持っていた。温厚な性格であったために比較的スムーズに人との関わりを持っていた。外見が羽以外は人と変わらなかった面もたぶんに大きかった。
そのため、統一暦前においても他の獣人と違い、人との関わりが深かった。しかし、他の獣人との関係からそのことを強く主張することはなかった。
その後、人と獣人との理解が進む中でその立場を明確にしていった。
フィーフォ族は人と自分達を区別するために時々自分達のことを天の人と呼ぶことがある。それは自身たちの存在が天から来ているということを自負した表現でもある。しかし、人の多くはその表現を使わずに、羽人、空人と呼ぶことが多い。

巨大な羽

フィーフォ族の最も大きな特徴は巨大な羽を持つことである。特に純血の者のその羽は人を圧倒するほどの神々しさを兼ね備えている。混血が進めばその大きさは徐々に小さくなる傾向があり、何世代か後のものでは羽がないものもいる。
巨大な羽を持っている者でも人と共に生活しているものの大半はその羽を隠している。その理由は時代と共に変わっている。
統一暦前では他の獣人から人と関わっていることを隠すためであったが、その後の時代では単に人との生活の中で邪魔だからであった。大陸戦争以後は逆にファッションとして羽を出すものも現れ、逆にそれを人が真似ることもあった。ただし、それらのファッションはそれほど一般的にはならなかった。その理由は実に単純で見栄えが悪かったからであった。

始原魔法との関わり

5つに分類された魔法のひとつ始原魔法を生み出したのがフィーフォ族だと言われている。そのきっかけの物語はフィーフォ族と精霊と人との物語、セススラの歌として伝わっている。


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