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天魔法

[テンマホウ]

5つに分類された魔法のひとつ。雨や雷などの天候を操る魔法。
サロウズウゼム百年樹に対する祈りから生まれたといわれる。
自然の力を人の手によって完全にコントロールするためには膨大な魔力が必要となるために実際には天候の助けを借りるという魔法として使われることが多い。

誕生まで

乾燥地帯にあるサロウズウゼムでは、かんばつが度々起こっていた。その被害が深刻化するとその地帯の守り神としてあがめられていた百年樹に対して祈りがおこなわれていた。この祈りには百年樹を管理していたツアリと呼ばれている神官と数千の民衆によって執り行われていた。その祈りの中心になっていたツアリの魔力と数千人の人々の祈りが干渉し通常ではありえない膨大な魔力が発生し、雨を降らせたことが天魔法が出来たきっかけとなったと言われている。

天候を操る魔法

自然の力を人の手によって完全にコントロールすることは容易ではなく、膨大な魔力を必要とする。このため実質的にひとりで天魔法を扱えるものは皆無であった。そのために簡易的にこの魔法を使う手段として実際の天候を利用するという考え方が生まれた。例えば雨が降っているときに、より強い雨を降らすことや、雷が発生しそうな環境において、その雷を自在に操るといった方法である。これにより、天魔法は一般的な魔法として広まることになる。

戦乱において

元々は災害を抑えるために考えられた魔法であったが、逆に言えば災害を誘発させることができる魔法でもあった。しかし、そういった使用方法は邪道なものとして見られることが多く、全く無かったわけではなかったがほとんどそういったふうに使われることはなかった。
大陸戦争の暗期において、イーシュウの部隊が数的に圧倒的に不利な状態で天魔法を使うことで敵を退けることに成功すると、その話が各地に伝わり、戦乱での効果的な天魔法の使われ方が確立されるようになっていく。それに伴い天魔法も他の魔法と同様に戦乱に用いられるのが普通になっていく。
イーシュウの部隊は雨の部隊とも言われそれ以後も天魔法を有効に使いこなした部隊として名を残している。


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