ナイフブ
[ナイフブ]
統一暦1250頃から1260年頃にジャプラを起点として暗躍していたとされる暗殺集団。ジャプラウィムン事件において殺人の全てを受け持っていたとされる。特徴
ナイフブという名前はジャプラにあった小さな道具屋から来ている。その道具屋は街のはずれにあったために店の売上が伸びずにすぐに閉店してしまう。場所が悪かったために店を売りに出しても売れずに結局空き家のまま放置されてしまうことになる。そこを根城にしていたために自分たちをナイフブと言うようになった。ナイフブの中心人物はシム・カルトと呼ばれていた人物で双剣使いのシムとも呼ばれていた。呼び名の通り双剣を使った戦いを得意とした。シムを含むほとんどの構成員がミュアゼルム出身であったとされる。彼らとの接触は容易であり、直接彼らの根城に迎えば、会うことができた。そのためか、敵討ちなどの真っ当な理由での依頼が大部分であったといわれている。
謎が多い組織というよりは、あまり知られていない組織という表現の方が適している。いずれにしろ、分からないという点が多いという事実には違いがない。
ジャプラウィムン事件
ナイフブの名前を広く一般的にしたのがジャプラウィムン事件である。事件が起こった当時は彼らに殺害の疑いが向かなかったためにそれまで同様ほとんど注目されることはなかった。しかし、カラツキの「失われた戦い」において事件に関与していることが分かるとにわかに注目される。しかし、このときにはすでに解体されており、この組織の実態を掴まれることはなかった。解体の原因
その真の原因はやはり謎に包まれているが、ジャプラウィムン事件で多くの人を巻き込んで人を殺してしまったことが原因であるとされている。一方では、統一暦1260年前後に流行っていた七界の魔女事件に巻き込まれたという話もある。この根拠は以前ナイフブに仕事を頼んだ人物がシフと似た双剣使いが七界の魔女の取り巻きにいたというものであるが、信憑性はあまり高くないと考えられている。
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