羽を持つ者

[ハネヲモツモノ]

大陸戦争の時に現れた２３体の魔の者のひとり。
伝説の悪魔である魔風の羽を体に埋め込んでいる。
力にのみこまれた典型的な魔の者であり、封印から解かれた後は暴走し、その力を誇示するかのように各地を襲った。ポストマーズ北部にあった村を一度の羽ばたきで壊滅状態に追い込むほどの力を持っていた。
アクレ・ウィンドウとゴース・イトインの手によって倒される。

能力

巨大な羽により空中を高速に移動する。また、その羽により巨大な竜巻を起こすことが可能であり、一度の羽ばたきで小さな村であれば壊滅状態に追いこむほどであった。

晦冥期

魔風の力を封じ込めるために望まずに封印先として選ばれてしまう。封印後、その力を恐れた人によってフィルノースの氷の城に封印されてしまう。その際、羽を持つ者は激しく抵抗したとされる。

大陸戦争

ポストマーズ内乱期（９５５年〜９６８年）に封印が解けるとポストマーズの各地に現れ、その力を誇示し暴走する。この暴走を止めるために現れたのはアクレであった。アクレはある村に罠を張り、羽を持つ者を追い詰めるとたまたま居合わせたゴースと共に倒すことに成功する。この戦いの激しさはその村を消滅させるほどだった。アクレが最初に倒した２３体の魔の者であり、戦いの後アクレが「こんな化け物があと何体いるんだ」とつぶやいたとされる。