フィルノース

[フィルノース]

マギク大陸、北東部に位置する世界最北端にある国。
古くからある歴史の深い国であるが謎が多い神秘の国である。
独自の文化を持ち他国との交流は少ない。
古代王国の末裔と称するミーヒーリが治めている。
極寒の地であるために他国から侵略されることもなく、大陸戦争などの全世界的な争いにも直接的に戦乱に加わることがなかった。
古代王国の遺跡が多々あることでも知られている。２３の魔の者が封印されていた氷の城もそのひとつである。

成立

フィルノースの成立に関しては諸説入り乱れている。そのためいつ頃成立したのかも正確なところはわかっていない。現在においてはポストマーズの存在が影響しているとする説が有力であり、ポストマーズ建国以後に設立されたのではと考えられている。

ポストマーズからの逃亡者による建国

統一暦３１０年頃にポストマーズが建国されると、そこに以前から住んでいた者たちの一部はその支配を良しとせずにより北の大地に移り住んだ。この住民たちが後のフィルノースを建国したという説。現在、最も有力な説である。

古代王国の民の末裔

フィルノースに住む者たちの大半が自らを古代王国の民の末裔だと呼ぶ。特にフィルノースを治めているミーヒーリはそのことを強く主張している。

魔の者たちの末裔

魔の者が北から来たとされることが多かったことが原因であるが、そもそも魔の者が北から来たといわれること自体が噂の域を出ずに根拠が乏しい。しかし、謎めいた国であることからそう信じる者は少なくはない。