ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

エンベ・ネマ

[エンベ・ネマ]

統一暦940年〜985年。
二十信徒の一人。 元々はしがない武器商人であったが紅の涙が柄に埋め込まれた剣のごたごたに巻き込まれる形でヒコ・アイデントアカネ・ヤヨイに出会い、大陸戦争に深く関わることになってしまう。元来の臆病な性格から戦うことを一切嫌っていた。そのため、戦乱のあるところから逃げようとするが、いくつかの成り行きによりに結果的にヒコに協力することになってしまい、戦乱に巻き込まれてしまう。統一暦985年、ようやく戦乱から離脱することができたが、生まれ育った町に帰る途中で立ち寄った村で魔物の襲撃事件に巻き込まれ命を落とすことになる。この事件は間接的にヒコたちが原因であり、結果としてヒコたちを助けることになってしまう。エンベ自身がそのことを知っていた可能性は低く皮肉な出来事である。ヒコがこのことを知ったのはこの事件の数年後だとされている。
生涯戦うことを拒んでいた、エンベは、ヒコの仲間とされることをひどく嫌がっていたとされる。そんなエンベにとって二十信徒の一人として数え上げられるのは本人にとってはおそらく不本意で皮肉な出来事であると考えられている。

生い立ち

町の武器商人の子供として生まれたエンベは幼い頃から何不自由のない生活をしていた。20歳の時に親の援助を受け、自分の店を持つ。自分の店とは言っても仕入れから店員の面倒まで実際に面倒を見ていたのは親であった。そのため、店員からは雇われ主人や飾り物の主人という呼ばれ方をされていた。本人はそういったことを一切気にすることはなかった。おそらく基本的には善人だが毒にも薬にもならない人物と評されることが多い所以である。

呪われた剣

夜道を歩いていたエンベがその剣を手に入れたのは全くの偶然だった。たまたますれ違った剣士(後に23体の魔の者の一人剣を持つ者と判明)に押し付けられたのだった。その剣の価値にエンベが気付くことはなかったがごたごたに巻き込まれることを嫌がったエンベが剣を返しに行こうとその剣士を探しだそうとしたことから逆にごたごたに巻き込まれてしまう。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved