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ロマーズ

[ロマーズ]

ポストマーズを構成する三つの国のひとつであり、ポストマーズの北東に位置する。古代王国の遺跡が多く見つかっており、知識と魔法文化が発展している知の国である。
そのため、魔法を使える者の地位が高く、国政に深い影響を与える十二魔法士の存在がある。
大陸戦争の発端となる統一暦955年アクレ・ウィンドウによる王殺しの事件を主原因としてトマーズによって一度滅ぼされてしまう。大陸戦争終結後、復興する。

成立

統一暦341年、ポストマーズの建国王エスト・スファイアによって分割され、エストの次男ロアド・スファイアにより統治される。
ロマーズと定められた土地には古代王国の中で中心的な役割を果たしたアデトーギ神殿の遺跡が発見されたことにより知識と魔法文化が栄えることになる。
自身も魔法士として優れた力を持っていたロアドの思惑と重なってその力は強化されていくことになる。

亡国の歴史

大陸戦争の発端となる統一暦955年アクレ・ウィンドウによる王殺しの事件により、時の国王アビヘルド・スファイアが殺されると、ロマーズ内部で次期国王の座を巡って十二魔法士どうしが争う事態となり、国内は乱れることになる。その機会をみのがさなかったのが、トマーズ王シエフ・スファイアであった。シエフは十二魔法士の数名を味方に引き入れると内部からロマーズを崩壊に導くことに成功した。これによりロマーズは一度は滅ぼされてしまう。
大陸戦争後、疲弊しきったポストマーズを再構築するために、復興されポストマーズの一国として現在に至る。


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